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料理長転職の成功

料理長の転職は年々厳しくなっている・・・

調理師も高齢化が進み、厨房は50代以上の方が大半を占める旅館やホテル。
少子高齢化により若い調理師人口が少ないことに加えて、コロナを期に「観光業」から離れて安定した病院、学校、介護施設の調理師へ転職した方も増え、深刻な若手不足です。更に調理師業界は「縦割りの職人気質」なので料理長は神様扱いで、一度その座に就くと、それ以下の仕事ができなくなる傾向から調理師の3割~4割は「料理長希望」です。当然、料理長求人があれば早いもの勝ちで、選考したとしても競争率はとても高く、そういった状況が何年濃度を増しています。

転職体験談① 「60歳以上」 徳島県出身61歳 年収550万円→年収620万円

自身で知り合いのツテや求人サイトで応募したりしていましたが全く条件にあうところがありませんでした。 条件が良いところはほとんどが60歳定年で、61歳になると嘱託社員になって給料が大きく下がるんですよね・・・ 
そこで知人に「採用商店」さんを紹介してもらい60歳を過ぎても正社員で働ける料理長職を探してもらうことになりました。

おそらく300件近くの求人に当たってもらったと思います、書類選考は10社程度、面接は5社で3か月程度かかりましたが条件が合うところに入社できました。 創業100年近い地元のシンボル的なホテルで現職の料理長にいろいろ問題あるから後任を探しているとのことで採用していただきました。  入社して2年経ちますが今ではグループ3店舗の統括料理長をさせて頂いております。 60歳を超えてもまだまだ現役で必要としてもらっている以上は全力で料理を作りたいと思います。

転職体験談② 「料理長未経験」 大分県出身40歳 年収380万円→年収500万円

専門学校を卒業して京都の名門料亭に就職し20年経ちました。名門なので全国から志高い調理師が集まり調理場が23名で、層が厚く、結局煮方どまりで料理長になることはできませんでした。 年齢的にそろそろ料理長を経験しておかないと「40歳なのに料理長経験がない」というレッテルを張られてしまうという焦りから料理長転職を開始しました。 しかし現実は甘かったです。 料理長の募集要項はどれも  「料理長経験必須」で門前払い。 20社近く当たりましたがダメでした。  
ネットで検索したら「採用商店」のホームページに行きついたので早速お願いしました。
むやみやたらに選考しても名前に傷が付くからということでまずはしっかり強みを理解してもらため1時間面談し、料理長経験ではなく1社に20年務めた継続性を武器に3社紹介してもらい、3社とも内定をもらいました!
田舎の10部屋、3人仕事の小さな旅館ですが料理長人生スタートの場としては大変気に入っている職場です!

転職体験談③ 「調理師会脱退」 静岡県出身52歳 年収550万円→年収620万円

今まで調理師会に仕事を紹介してもらっていましたが、会費だ、集まりだ、派閥だ、などいろいろ付き合いが大変で縁を切りました。
どうやって求人を探していいかわからず、まずはエージェントというものを使いましたがファミレスや居酒屋を紹介してもらって「板前」を理解してもらえずガッカリでした。  料理長の求人もありましたがすべて「料理長候補」で結局2番手スタートです。
そんなとき知人に「採用商店」さんを紹介してもらいました。  「既製品を使うのは大丈夫ですか?」「何本仕事がいいですか?」「料理原価は?」「寮の設備は?」など、板前以上に板前を理解してくれている質問でした!  希望をもとに3社紹介してもらい内定をもらった1社が単価の高い小規模旅館の手作りオンリーで大変満足しております。