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40歳 大分県 和食調理師
40歳 大分県 和食調理師

日本三大料亭で20年!

専門学校を卒業して京都の名門料亭に就職し20年経ちました。 さすがの名門だけあって全国から意識の高い和食の調理師が集結!調理場は当時で約30名ほどおり20年勤務しましたが結局、3番手どまりでした。  名門料亭とはいえ3番手だと年収400万円程度で、子供2人と嫁を養うには不安しかありません。  今の職場は大好きでしたが将来のことを考えて転職を決意しました。

「料理長経験必須」

「京都の名門料亭で修行した」というブランドは少なからず自分の価値だと自信はありましたが、転職活動を初めて一か月で、その価値は崩れ落ちました・・・  10社書類選考しましたがすべての求人の応募条件が「料理長経験〇年以上」が必須でした。 まあ、たしかに言われてみればそうだ。 一般の調理師と料理長の役割は、野球の監督と選手ぐらい違いがあるから、当然、いきなり監督経験がないやつを旅館の命である厨房をまかせるわけがないよな・・・   1社は面接までなんとかこぎつけて「料理長経験はありませんが絶対にできます!」とアピールするが、まったく反応なく。  途方に暮れていた時に「和食プロ」さんに出会いました。

20年1社に勤務したという「強み」

担当の方と面談で自分の気持ちやスキルや希望などをすべて話しました。むやみやたらに選考せずにまずは自分の強みを理解する必要があるということで過去の経歴についていろいろ深堀りしました。 そこで見つけたのが「継続性」だった。 調理師業界は転職が多く1年~3年でほぼ転職する。調理師会に所属していると1年に数回転職するので、1社で長く勤めるということはかなり稀である。 自分では意識していなかったが、これは確かに強みだよね。「和食プロ」さんはさっそく、料理長経験がなくても「転職回数が少ない」ことを評価してくれる会社を数社あたってくれてわずか1か月で内定をもらうことができました。 そちらの会社は10部屋の3本仕事で料理長が70歳なので後任を探しているとのこと。料理長がころころ変わると味のテイストが変わるからとにかく長く勤めてくれる方がよいとオーナーの意向あり。経験がなくてもまじめで若ければ良いと快く受けいれてくれました!  年収も600万円で承諾してもらって本当に感謝しています。